代理店がいないから困る
前提としてダイレクト自動車保険(通販型自動車保険)と言うのは代理店を通さずに契約者が保険会社と直接契約を結ぶことにより保険会社はコストカットをすることができます。
それにより契約者の保険料もリーズナブルになります。
つまりダイレクトでは対面で保険の相談ができる代理店がいないということです。
代理店がいないということがダイレクト自動車保険のデメリットです。
では、代理店がいないとどんなふうに困るのかということを以下で説明してみたいと思います。
契約者は様々な事故に遭うことがあります。
そのなかに契約者に全く過失のない事故があります。このような事故を被害事故といいます。
詳しくはこちらに書いてます。
このような事故に遭ってしまった場合、保険会社は相手方と示談交渉をしてくれません。
これは法律で決まっているのでいかんともしがたいところです。
そういうわけで、被害事故の場合、相手方との示談交渉は自分でしなければならなくなります。
ただ、保険会社には相談の連絡は可能です。
そんなとき、有能な代理店であれば、相手方保険会社ときちんと交渉してくれるようです。
被害者である契約者の相談にものってくれるでしょう。
そして、漏れなく十分な補償を相手方保険会社から得られるような助言もしてくれるはずです。
被害事故の場合、相手保険会社も無駄なロスはしたくないので、うまく被害者をいいくるめるように交渉してくるようですので。
そんなときに強い代理店であれば、示談交渉を買って出てくれたりもするのです。
とはいっても代理店ってピンキリみたいなんです。
被害事故の時の相手方との交渉というのも代理店が強ければこそです。
ほとんどしてくれないとみていいでしょう。
そしてどうやら、保険代理店には4段階の資格試験があるみたいです。
初級レベルから上級レベルといったようなもののようです。
それを聞いたら契約者なら誰でも、一番上級の代理店を通して保険に加入したいですよね!?
でもそれって契約者側からしたら分からないし、数が相当限られてるはずです。
もし、そんな代理店とめぐりあったなら代理店型自動車保険で高い保険料を払う価値はあるってもんですけど、一番下のランクの代理店を通して契約してたりしたら、ん〜ってかんじですよね!?
それに、ダイレクトでも被害事故の時に備えて弁護士費用特約を付帯しておけば弁護士に相談できます。
有能で相手方と示談交渉までしてくれる代理店だったらその分の高い保険料を支払う見返りがあるというものです。
しかし、実際そこまでの代理店ってそんなにいないんです。
大概、「事故の時はこちらに連絡してください。」といって保険会社の事故受付センターの連絡先を渡されるといったところでしょう。
あなたの代理店はいかがでしょうか?
高い保険料を支払う意味はありそうですか?
そうでもないならダイレクトに切り替えどきかも!?
ダイレクト自動車保険のデメリットは代理店がいないことから生じる不都合です。
たとえば契約者が被害事故に遭ったときにより強力にサポートしてくれる可能性があります。
ただし、代理店もピンキリでそういったサポートは強い代理店ならではの特典かもしれません。
大して価値のない代理店ならダイレクトにしてコストカットするべきかもしれませんね。